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2023年社員旅行

10月末に、鬼怒川温泉・日光へ社員旅行にいってきました

新幹線の車窓から富士山を眺め、電車を3回乗り継ぐ長旅でしたが、

今回はさらに、行きの電車のトラブルで下今市で足止めされてしまいました。

下今市で急遽昼食を取ることになったので、駅前のラーメン屋に入りチャーハンセットを

頼んだのですが「おいしい!チャーハンを追加!」と1人で二人前を食べた強者がいて驚きました

また、チケットの買い替えや日程変更の手配で別行動だった社長達は、たまたま見つけた駅近の

「ここのつ」で「究極のレバニラ定食」を食べ、これがまた絶品だったようです

その後は、遅延のおかげで?!1日に最大4本しか走っていないSL大樹に乗ることができました

ベトナム人の後輩は「昔の電車なのでゆっくり走るので景色を楽しめる!」と写真を

沢山撮っていました。観光電車になっているので車内アナウンスもおもしろく、

昔の日本人もこのようにゆっくりとした旅を楽しんでいたのかなと思いながら

レトロな電車の旅を楽しみました。SL乗車証明書をもらい、この車内でしか買えない

お土産を家族のために買っている同僚もいました

1日目のメインは鬼怒川ライン下り、そして大吊橋から眺める紅葉、そして温泉です

今年は例年にない暑さが続き、残念ながら紅葉は始まったばかりでしたが、ライン下りでは

船頭さんの話もおもしろく「確かにゴリラ岩、・・えっあの岩、熊に見える??」

「さっき渡ってきた大吊橋が見えてきたなあ」などと言いながら景色を楽しみました

岩壁の上にある旅館からの温泉水が滝のように流れ落ちる場所があり、温泉街ならではの

ライン下りでした。最後に船頭さんが「後ろ振り返ってください、虹が出ているのは

珍しいですよ」と教えてくれました

そしていよいよ旅館に着き、フリーのドリンクとつまみで小腹を満たしていざ温泉へ

ベトナム人の新人君にとっては初めての温泉だったので、バスタオルを持って風呂場に入って

しまいましたが「初めは恥ずかしかったけど、温泉がとても気持ちよかったので、

恥ずかしさはすぐになくなりました。また他の温泉にも行ってみたい」と言ってくれました

これからも日本の文化に沢山触れ、色々経験してほしいと思います

夕食はビュッフェスタイルで、栃木名物の料理(湯葉刺し、宇都宮餃子など)も沢山並び、

存分に飲み食いし、さらに全員1部屋に集合して部屋飲みをし、楽しい時間を過ごしました

2日目は日光東照宮です。あいにくの雨と観光客の多さで参拝が大変でした

しかし神社でお参り前に降る雨は「禊ぎ雨(みそぎあめ)」と言われており、穢れを流すために

神様が降らせるそうで、少し雨を浴びてからお参りすると効果的だったと後で知りました

またタクシーの運転手さんに日光山輪王寺の大猷院(たいゆういん)から巡るコースを教えてもらい、

広大なエリアを効率よく全て回ることができました

ですか 日光山輪王寺『龍神破魔矢』日光廟大猷院 厄除けの通販 by 無し|ラクマ 最強開運 一生もの けグッズ ...

 

↑大猷院にあるカラフルな四夜叉像の1つで、全国で1体しかない烏摩勒迦(うまろきゃ)の像

膝にはゾウの膝あて「膝小僧」の由来と言われ、手にもつ金色の弓矢はお正月に飾る「破魔矢」

の由来とされています。ご住職の講話の中で破魔矢の祀り方を教わりました

「羽が上ではありません。願いを天に届けるため、矢の先を上に向け祀ってください。また、

厄年の方がおられる場合、家に災いが入ってこないように、玄関の外に矢の先を横にして

お祀りください」

社長は、大猷院の授与物で願い事を叶えるられ一生祀れるという「龍神破魔矢」を購入し、

会社の事務所で矢の先を上にして祀っているとのことです

 

 

豪華絢爛な陽明門と逆さ柱、眠り猫や三猿を始めすごい数の彫刻、天井の昇り龍/降り龍など、

レンタルした音声ガイドを聞きながら、沢山の国宝や重要文化財を見て、宝物館にも入りました

一代で戦国の世を治め天下統一をした徳川家康公の数々の名言や資料にも触れ、

歴史に思いをはせながら感心する事の多い貴重な経験をすることができた、充実した

社員旅行となりました

↑三猿が有名ですが、人生を表す合計16匹の猿が彫られていました

彫刻の数は5173点!生き物の彫刻が多く、また子供たちが遊ぶ彫刻もあり、

平和への願いがあふれているように感じました

↑陽明門には12本の柱があり、1本だけ文様が逆さになっています。右が逆柱です

「満つれば欠ける」のことわざにより、不完全な柱を加えて魔除けにしたそうです

 

 

 

 

 

↑薬師堂の天井に描かれた「鳴龍」。頭の絵の真下で拍子木を鳴らすと

「キィーン」・・なんとも書き表せない本当に龍が存在すればこんな声なのかも

と思える不思議な大きな音が天井から降り注ぎました。しかも頭の真下以外で鳴らしても

その声を聞くことができません、荘厳な気持ちになりました